6番 性徳寺(しょうとくじ)
毘沙門天(びしゃもんてん) 勇気・商売繫盛の神
もとはインドの神様で、中国では多聞天として崇拝され四天王のひとりで北方守護神。
三界に余るほどの宝をもち、善い行いをした人達にそれを与えますが、あいにく世の中にそういう人が少ないので宝が余って毎日焼き捨てているということです。左手に宝塔を持ち、右手に宝剣を持ち、厳しい顔で勇気を与え、笑顔と財宝とを授けてくれる神様です。上杉謙信は「毘」の字を旗印にしました。
性徳寺の由来
延徳2年(1490)有費法印が開山。真言宗智山派で、驚栖山法光院と号し、本尊は大日如来。
観音堂には常国二十八番札所自在院(現在は廃寺)から移された准胝観世音菩薩が安置されている。