奥久慈茶
奥久慈茶 OKUKUJI TEA 奥久慈茶は、新潟県の村上市と同様、お茶の生産できる地域の日本最北限の茶産地となっています。低温多雨の気候と冬の寒さの中で育った奥久慈茶は、水色が濃く、香りも強いお茶で […]
奥久慈茶は、新潟県の村上市と同様、お茶の生産できる地域の日本最北限の茶産地となっています。低温多雨の気候と冬の寒さの中で育った奥久慈茶は、水色が濃く、香りも強いお茶で、その味は渋みが強くそれでいてコクがあります。 奥久慈のお茶は、約400年の歴史があり、伝承では文禄2年(1593年)のころ、左貫西福寺の僧、宥明、慶松、常庵などが、京都の宇治から茶実を持ち帰り播種したことから始まったといわれています。また、江戸時代には、石附兵治らの努力によって近隣に広く栽培されるようになりました。 更に明治、昭和にかけて、吉成誠らによって品質改良、製茶技術の改善が進められ現在に至っています。